こんにちは JJ です。
ものづくりのスキルが向上すると、新しいアイデアを実現したくなりますよね。
しかし、木材を切る作業は手間がかかりますし、もっと効率的に作業を進めたいと思うこともあるでしょう。
そんな時、電動工具が役立ちます。
ですが、種類やメーカーが多すぎて、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、電動工具を選ぶ際のポイントと主要メーカー5社もご紹介いたします。
この記事でわかること
- コード式のメリット&デメリット
- バッテリー式のメリット&デメリット
- 初心者さんが電動工具を選ぶポイント
- 電動工具メーカーについて
コード式?バッテリー式?
電動工具を購入する際に、コード式とバッテリー式のどちらを選ぶかは、職種にもよりますが、プロでも悩むことがあります。
ご自身が使用する作業管環境にあったものを選ぶのが最良です。
コード式
コード式は、交流電源(家庭用100vなど)から、電源を取る電動工具で、パワーと安定性の持続を考えると、コード式が優れています。
電源がある屋内などの作業環境に限定されてしまう点が最大の弱点です。
屋根上や庭など電源がない場所ですと、延長ケーブルで電源の確保をするか、ポータブル電源を設置する必要があります。
コード式メリット
- 安定したパワーがある
- 電力切れの心配がない
- 軽量なため作業がしやすい
- 電動工具の形状が基本的にコード式を基準に設計されているため、重量バランスが良い
- 維持コストが安い
コード式デメリット
- 屋外など電源のないところでは、使用できない(ポータブル電源が必要)
- コードが邪魔になり、作業効率が悪くなる
- 誤ってコードを切ってしまうことがある
バッテリー式(充電式)
バッテリー式の電動工具は、電源がなくても、どこでも使えるというのが最大の利点です。
最近では、コード式に迫るパワーのバッテリーが発売されています。
ですが、やはり最大の弱点は、バッテリーの充電切れでしょう。
バッテリー式メリット
- 電源不要で、どこでも使える
- 技術の向上で、パワーがコード式に近づいている
- コードがない分、作業効率が良い
バッテリー式デメリット
- 充電器&ケース付きのフルセットで買う場合、とにかく高い
- 充電器にバッテリー2個、本体と収納幅をとる
- 電動工具によっては、重量バランスが悪い
電動工具の選び方と用途
電源に続き、悩まされるのが、メーカーです。
選択肢としては
- カラーリングや形状などで選ぶ
- 性能やオプションで選ぶ
- 好きな、メーカーで選ぶ
などがありますが、DIY初心者の方は、自分が好きなカラーリングや形状で選ぶ事をおすすめします。
好きなカラーリングや形状で選ぶと、やはり愛着がわきますし、飽きません。
愛着のわいた電動工具を使ってDIYを楽しむ過程で、最初の電動工具を手にした自分とは違った内容で電動工具を検索できる様になります
適切な種類と用途を把握するため、下記に種類と用途をまとめてみました。
切断(切る)
木材を素早く正確に切る電動工具
〇丸ノコ
丸いノコの刃を回転させて、木材を切っていく電動工具です。
ノコギリとは比べることができないほどの速さで切断できます。
>>京セラ(Kyocera) 旧リョービ 充電式丸ノコ 本体のみ 125mm BW-1110 amazon
〇ジグソー
ジグソーは、直線状のノコの刃が高速で上下に動き木材を切っていく電動工具です。
丸ノコが直線を切るのに対し、ジグソーは曲線、直線、波線とあらゆる形状で切ることができます。
>>京セラ(Kyocera) 旧リョービ ジグソー J-6500VDL amazon
穴を開ける/締める
木材や鉄板などの鋼材に穴を開けたり、ボルトやビスを締め付けるために使用する電動工具
〇ドリルドライバー
先端がチャックと呼ばれる、手で回転させて、キリなどを固定し、穴を開ける電動工具です。
クラッチ機能が内蔵されており、材料や、キリのサイズによって、トルク(力)を調整できます。
>>京セラ(Kyocera) 旧リョービ 充電式ドライバドリル BD-1110L1 amazon
〇インパクトドライバー
各メーカー共通の6.35六角軸と呼ばれる軸(芯棒)専用の電動工具で、6.35軸のキリやビットなどを即座に変えることができる仕組みになっています。
ボタン式でスピード調整できる機種が主流です。
>>マキタ可変速 充電式インパクトドライバ(青) 18V6Ah TD173DRGX amazon
〇ボール盤
穴を開ける事に特化した電動工具で、手持ちで行うインパクトやドリルドライバーですと、穴が斜めに開く事もあるため、垂直に穴を開ける場合は、ボール盤を使用します。
種類によっては、据え付け型の電動工具は高価なものもありますが、ボール盤は比較的手ごろな価格で入手できるものもあります。実際、インパクトドライバーよりも安価なものも販売されています。
>>京セラ(Kyocera) 旧リョービ 卓上ボール盤 TB-1131K amazon
磨く・削る
木材の表面を整える、鋼材の錆を削るなどで使用する電動工具です。
〇オービタルサンダー
木材や鋼材の表面仕上げやパテの研磨などに使用する電動工具です。
サンドペーパーなどを取り付けて、作業を行います。
自己及じん機能が付いている物と無い物があります。
>>マキタ(Makita) 仕上サンダ ペーパー寸法 93×228mm BO3710 amazon
〇ディスクグラインダー
主に鋼材を削る、錆を削るのに使用する電動工具です。
刃を変えることにより、鋼材を切ることも可能な電動工具です。
>>京セラ(Kyocera) 旧リョービ ディスクグラインダ 砥石径100mm G-1030 amazon
〇ベルトサンダー
ベルトが高速に回転することにより、木材の粗削りや仕上げに使用する電動工具です。
幅広い面や量の多い場合でも、短時間で作業ができ、とても便利です。
>>京セラ(Kyocera) 旧リョービ ベルトディスクサンダ BDS-1010 amazon
主要メーカー5社
国内における主要メーカー5社の特徴や傾向をまとめてみましたので参考にしてください
マキタ
出典:株式会社マキタ/https://www.makita.co.jp/
総合電動工具メーカーで、バッテリー式、コード式の、木工工具、エア工具や園芸工具などまで、幅広く取り扱っています。
国内シェア率はトップで、草刈り機のCMに草刈正雄さんを起用したことも有名ですね。
工具のみならず、バッテリー式の電子レンジや自転車、ロボットクリーナーなど車載やキャンプ用の冷蔵庫まで販売されています。
出典:株式会社マキタ/https://www.makita.co.jp/
プロの世界では、2大メーカーの1つで、特にインパクドライバや、丸ノコは職人さんの中でも人気のある電動工具です。
また、その種類の多さから、マキタ沼と呼ばれるほど、ハマる人は、すべてマキタで揃える人も多く、マキタの電動工具専門に扱うyoutuberさんも存在します。
以前は、プロ用(青)とDIY用(緑)でカラーが異なっていましたが、最近の傾向として、その隔たりをなくし、マキタカラーと呼ばれる青の他にも黒・赤・黄・紫・白・カーキーなどカラーバリエーション増えています。
HiKOKI
出典:HiKOKI/https://www.hikoki-powertools.jp/
こちらもマキタに次ぐ2大メーカーの1つで、総合電動工具メーカーです。
マキタ同様にバッテリー式、コード式の、木工工具、鉄工工具や園芸工具まで、幅広く取り扱っています。
元々は、日立グループの日立工機というブランドでしたが、現在では、工機ホールディングス株式会社のメインブランドとなっています。
出典:HiKOKI/https://www.hikoki-powertools.jp/
プロ用は緑、DIY用は青紫の様にカラーが分かれていますが、インパクトドライバーなどは、緑・黒・赤・黄・カーキーなどのカラーバリエーションで販売されています。
バッテリーの互換性が高く、マルチボルトバッテリーという36Vも18Vも、どちらも使えるバッテリーが人気です。
Panasonic
出典:Panasonic/https://www2.panasonic.biz/jp/
家電でおなじみのPanasonicも、電動工具を扱っています。
マキタやHiKOKIとくらべると、シェア率はそこまでありませんが、電化製品のパイオニアともあって、信頼性・安定性は抜群です。
出典:Panasonic/https://www2.panasonic.biz/jp/
バッテリー式をメインにした電動工具を販売されており、バッテリーの互換性が高いメーカーです。
BOSCH(ボッシュ)
出典:BOSCH/https://corporate.bosch.co.jp/
ボッシュはドイツの老舗企業で、自動車関連、家電、エネルギー、そして建築分野において、長年にわたり培ってきた革新的な技術を活かし、電動工具分野で顕著な存在となっています。
その幅広い技術知識と革新的なアプローチを反映しており、プロからDIYまで、さまざまなニーズに対応できる製品ラインナップを誇っています。
その結果、ボッシュは世界中で信頼され、産業界のリーダーとしての地位を確立しています。
出典:BOSCH/https://corporate.bosch.co.jp/
プロ用は青、DIY用は緑のメインカラーで販売されています。
京セラインダストリアルツールズ(旧RYOBI/リョービ)
出典:京セラインダストリアルツールズ/https://www.kyocera-industrialtools.co.jp/
京セラインダストリアルツールズは、パワーツール事業をリョービより譲渡された比較的新しいメーカーではありますが、リョービそのものは、国内シェア率も高く、価格もおてごろで、DIYの味方的存在でした。
出典:京セラインダストリアルツールズ/https://www.kyocera-industrialtools.co.jp/
もちろんプロ用としても信頼は厚く、種類も豊富です。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます
メーカーを揃えて、ズラッと並べるだけでも、ものづくりとは違った楽しみもあります
バッテリ式やコード式は、初めは安価なコード式を購入し、使い慣れてから、バッテリー式を購入してもいいのではないでしょうか。
電動工具を使用するにあたり、使用方法を誤ると大変危険ですので、十分安全に配慮していただき、よいDIYライフをお送りください
最後になりますが、ご意見ご感想、またご指摘等ありましたら、コメントいただけると励みになりますのでよろしくお願いいたします。
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