こんにちは、JJです。
工具や雑貨、日用品、キッチン周りの調理器具など、収納に困っていませんか?
そんなあなたに、今回はおしゃれに収納、配置レイアウトが自由自在、壁掛け収納、フレンチクリートの作り方をご紹介します。
初心者さんでも簡単、丸ノコを使わない方法もご紹介いたします。
まずは、フレンチクリートってなに??
ということで、簡単にご説明いたします。
この記事でわかること
- フレンチクリートとは?
- フレンチクリートの作り方
- フレンチクリートに必要な道工具
※2022年4月10日に公開した記事ですが、記事に必要な追記、修正を行い2024年3月31日に再度公開しました。
フレンチクリートとは?
海外のyoutubeなどで注目されており、日本でも、注目されつつあるフレンチクリート!!
簡単に言うと、壁にレールを固定し、そのレールに工具や家具などを好きな場所に引っ掛けて使用する。
見せる収納、映える収納とでも言いましょうか とてもオシャレな収納方法です。
あまりにも簡単すぎる説明なので図を用意してみました。
45度にカットした、クリートと呼ばれるレールを壁と収納ケース側に固定、45度の切断面を利用し、引掛けて収納していくものになります。
壁に取り付けたクリートと、収納ケースに取付たクリートは、固定されていないので、好きな時に、好きな場所に設置することができます。
工具だけでなく、キッチンなどでも、レシピに合わせて調理器具の置き場をアレンジすれば、時短にもなりますし、自分仕様のカスタムキッチンにもなります。
フレンチクリートに必要な材料
合板 18mm
ホームセンターに行くと色々な種類の合板が置いてあります。
ベニア・ラワン合板・コンパネ・針葉樹合板・MDF・ランバーコアなどなど、どれを買ってよいか迷いますよね。
この記事では、ラワン合板18mmを使用しております。
ビスまたは、石膏ボードアンカー
ビスは、コーススレッドまたは、木ビスを使用します。
コーススレッドや木ビスは打つ前に下穴及び、皿もみを施してから打ち付けます。
下地(壁)が石膏ボードなどの場合は、ボードアンカー&タッピングネジで固定しますが、強度や固定カ所に注意してください。
賃貸の場合などでも、突っ張り金物などを利用して、ベースとなる柱を立て、その柱にクリートを打つ方法もあります。
サンドペーパー
ラワン合板は、切断面や角がとても荒れるので、ヤスリがけは必須です。
サンドペーパーは、紙やすり#120~#320ほどを使用します。
番号が少ない方が粗く、多い方が細かいですので、#120は表面はやや粗いが、早い #320は、表面はスベスベだが、時間がかかります。
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リメイクシート・カッティングシート・塗料
私の場合、初めてフレンチクリートを知った時、船のスロープに見えたので、コンセプトとして夜の漁港をイメージして作りました。
裏地はコンパネを使用し、コンクリート風の壁紙を貼って、クリートを黒色で塗装、最後にLEDテープライトでオレンジ色にライトアップ
LEDはリモコン付きで多色に切り替えることができます。
ブルーライトで海中を演出
下地(壁)と木材がデザイン的に相性が悪い場合、下地にリメイクシートやカッティングシートを貼るのもオシャレですね。
好きな色に塗装することで、さらに映えること間違いなし!?
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フレンチクリートに必要な道工具
丸ノコ・テーブルソー
丸ノコは、鋸刃を高速で回転させて木材を切断していく電動工具です。
テーブルソーは、テーブルの下側から丸鋸刃が出ており、テーブルでサポートしながら切断していく電動工具です。
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インパクトドリル・ドリルドライバー
写真左、インパクトドライバーは、先端のビットを換えるだけで、ビス打ち・ネジ締め・キリでの穴開けが行え、DIY中級者~プロが使用する電動工具です。
写真右、ドリルドライバーは内部のクラッチ機能が調整できるため、ネジ山を潰してしまったり、締め過ぎてしまうことを防いでくれる、DIY初心者~プロが使用する電動工具です。
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F型クランプ
F型クランプは、その名の通りアルファベットのFの形をしたクランプで、部材の固定に使用します。
DIYだけでなく、プロの仕事でも、きちんと固定できるかで、仕上がりまでも左右され、安全性にも深くかかわってきますので必ず用意しましょう。
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道工具類について紹介しましたが、道具・工具は、使用方法、使用用途を間違えると、とても危険です。
どんな危険性があるのかを認識したうえで、正しく使ってください。
私もたまにやらかしますが、痛いのは嫌ですね、保護メガネも忘れずに!!
フレンチクリートの作り方
クリートの加工
上の図が、私が作ったクリートの参考寸法になります。
長さは設置する場所にもよりますので、その場に合った寸法にしてください。
テーブルソーをお持ちの初心者さんは稀だと思うのでここでは、丸ノコで安全に切る方法でご説明します。
テーブルソーは、下から回転する刃が出てくるのが、妙に気持ちが悪く、私自身丸ノコを使用して作っています。
丸ノコで幅の狭い板を切るのは、安定性がなく、丸鋸に慣れないうちは、とても危険なので、安全・安心を優先して、合板を使用します。
厚みが薄すぎると、クリートとしての安定性が悪く、厚すぎると加工性が悪いため18mm程度の、ラワン合板か、針葉樹鋼板がよいです。
合板に定規を固定し切断していきます。
ここでは定規に、ホームセンターで売っているフラットバー厚み5mm×50mm×2000mmを使用しております。
固定寸法は、60mm+(刃の厚さ×√2)+丸ノコ実測幅で、しっかり固定しましょう。私の場合、刃の厚さが2mmで丸ノコ実測幅が30mmだったので、60mm×(2mm×√2)+30mmで、60mm×2.82mm+30mm=92.82mm だいたい93mmで固定しました。
60mm+刃の厚さ2mm+丸ノコ実測幅30mm+刃の斜め分1mmで93mmで定規を固定して切断していきます。
寸法は1カ所ではなく、クランプのある左右2か所と中央も計り固定しましょう。
固定が終わったら、あとは切るだけですが、切り進んでいくと、切れた側が徐々に、自重で垂れ下がってきますので、台の上に乗せるか、補助してもらいましょう。
1枚切れ終わったら、下の図のように45度、90度、45度、90度に、交互に必要枚数を切っていきます。
丸鋸の角度を変える際は、電源コードもしくは、バッテリーは必ず外しましょう。
壁に固定する分だけでなく、収納ケースに取り付ける分も考慮して本数を切っておきます。
私も最初は、緊張で力が入り、10カット程で、翌日には、筋肉痛になりました
クリートさえ切れてしまえば、とりあえず一安心。
次に、切り終わったクリートを紙やすり#120から320ほどで、表面をキレイにしていきます。
特に45度カットの先端はささくれになっている場合がありますので念入りに!!
塗装する場合は#240~#320ほどで表面を研磨していきます。
丸ノコ使わない方法
やっぱり丸鋸はちょっと怖い!
そもそも丸鋸、もってないよ
っていう方に、おすすめな方法
クリートはネットで買えるんです。
つまり、丸ノコやテーブルソーをお持ちでない方にも電動ドリルだけで、フレンチクリートが楽しめてしまう。
価格的には、丸ノコなどをお持ちの方は、自分で切断して作るか、迷うとこではございますが、1つの手段として検討してもいいかもしれませんね。
参考までに販売先のリンクを貼っておきます。
壁にマーキング
クリートを取付る位置を壁にマーキング(印)していきます。
おおまかに何を掛けるかイメージがある方は、それに合った、ピッチ(間隔)や上部・下部の隙間をマーキングしていきます。
まだイメージが決まっていない方は、ピッチと上部隙間は、クリートの幅、(ここでは60mm)+10mm以上は空けるようにしてください。
実際壁に鉛筆もしくは、マスキングテープでマーキングしていきます。
マーキングは、取付時になんの線か分からなくならない様に、クリートの下面のみという感じに、必要最小限で書いていきましょう。
イメージがわいているのであれば、一番下のクリートのみマーキングでも問題ないです。
取付ける場所に、机やラックなどがあると、収納ケースを移動させる際に邪魔になったり、思った所に取付できないなどの不具合が発生しますので、周りをよく観察して、イメージを膨らませます。
取り付ける間隔は、使い易さや見た目に大きく影響します。
下の画像は3パターンのイメージ画像です。
クリート下穴・皿もみ加工
クリートへ、ビス用のマーキングをし、下穴と皿もみを開けていきます。
クリートを取り付けるビスを隠さない場合、見た目が不格好になるので、マーキングをして、ビスのラインを揃えます。
壁に取付
下穴処理が終わったら、早々に取り付けを行っていきます。
一番下側のクリートから取付けます。
クリートの下面をマーキングに合わせて、ビス止めしますが、クリートが長い場合、助っ人の方に手伝ってもらった方が、きれいで速いです。
両端の①②→中央③→④⑤の順にビスで取り付けていきます。
中央③のビスを打つ際に、木の反りでマーキングからズレる場合がありますので、必ず確認しながら取り付けて行きましょう。
1段目に取り付けたクリートを利用して、端材などで作ったスペーサーを置きながら、取付けていきます。
両端のビスを打ったら、スペーサーを次のビスを打つ真下に移動して1段目と均等に平行になるように取付けましょう。
その手順を繰り返し、任意の本数取付け終わったらクリートは完成です。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました
道具や工具が使いやすく、きれいに配置されていると、見てるだけでも、創作意欲がわきますよね。
決まった場所に、決まった工具があると作業効率が抜群に上がります。
皆さんも是非是非、作ってみてください。
それではよいDIYライフをお送りください。
最後になりますが、ご意見ご感想、またご指摘等ありましたら、コメントいただけると励みになりますのでよろしくお願いいたします。
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