木材に穴を開ける、壁に穴を開ける 穴あけ加工の基礎!!【道工具編】

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こんにちは JJ です。

今回は、穴あけ加工の基礎!!【道工具編】ということで、記事にしてみました。

DIYやものづくりでは欠かせない「穴」ですが、製作物の見た目、強度、安定性などなど、あらゆるものに影響を及ぼします。

意外と軽視されがちな穴ですが、穴開けを失敗して後々泣き目を見るハメに!!なぁ~んてことも

適切な道工具を使用して、DIYレベルの向上をめざしましょう。

この記事では、穴あけ工具、電動工具の種類と基本を知ることができます。

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目 次

穴を開けるための工具

キリ(ドリル)

各種キリの画像

ホームセンターなどでは、木工用鉄工用ステンレス用竹用コンクリート用など、さまざまな種類のキリが売られています。材料によってキリ自体の材質や形状が異なるため、穴を開けてみると、切り口が汚くなったり、穴が開かなかったり、無駄に高価なキリを買ってしまうこともあります。必ず、パッケージをよく確認し、材料に合ったキリを選びましょう。
また、買ってきたキリが、自分のドリルに合わないなどの不具合も起こりえます、これは、電動工具などに装着する口にいくつかの種類があるからで、上の写真の様に、六角軸、ストレート、SDSなどの規格があります。六角軸は主に6.35mm六角軸ですが中には、10mmの六角軸も売られていますので、注意しましょう。
石膏ボードに穴を開ける場合、石膏ボード用がありますが、そこまで、気を使わなくても木工用や鉄工用でも代用できます。

下穴キリ

下穴専用のキリ、ビスを打つ際に木材の割れを軽減するために使用する。
通常のストレート形状のキリよりも、ややテーパーが買っているため、ビスや釘の食いつきが良いのが特徴で、切粉を外へ出す、一条溝形状が一般的です。

ホルソー(ホールソー)

各種ホルソーの画像

ホルソーも、キリと同じように木工用鉄工用コンクリート用など、さまざまな種類があり、主に8mm程から100mmや125mmといった大口径の物が売られています。

タケノコドリル(ステップドリル)

タケノコドリルの画像

1本で数通りの大きさの穴を開けられる優れもので、円錐形のボディーに段差があり、段の差が1mmもしくは、2mmごとの径になっています。木材から薄い鋼板まで穴を開けることができ、下穴を開けて、目標の穴までステップ的に開けていきます。

サークルカッター

サークルソーの画像

厚紙、木材、ベニヤ、ガラスなど多種多様なものを、スペックの範囲内であれば任意の寸法で穴を開けられ、手で回すタイプの物から、電動ドリルに装着して使用するものまであります。
こちらも、材質に合ったものを選びましょう。

穴開けポンチ

穴開けポンチの画像

主に皮、ゴム板、ビニール、布などの穴開け用に使用し、ハンマーなどを用い、たたいて穴を開けるものや、インパクトドリルに装着して穴を開けるものもあります。基本、穴を開ける部材よりも固いゴム板や木の上で行うと簡単に穴があけられます。

穴を開けるための電動工具

インパクトドリル

インパクトの画像
インパクトの口の画像

穴を開けるにとどまらず、ビス打ちボルトの締め付け、最新の機種では、打撃まで搭載されています。
ものづくりでは、必須アイテムの1つです。先端が六角軸専用になっていますので、それに合わせ、六角軸付きのキリもしくはチャックや、ビット、ソケットなどが必要です。

ドリルドライバー

ドライバードリルの画像

用途はインパクトドリル同様ですが、先端がチャック式になっているため、キリが直接セットできます。もちろん六角軸もセット可能です。ドリルドライバーは内部のクラッチ機能が調整できるため、ネジ山を潰してしまったり、締め過ぎてしまうことを防いでくれます。

ボール盤

ボール盤の画像

テーブルと一体型の工作機械で、テーブルに穴を開ける部材を固定するため、材に対して、垂直に穴を開けられます。インパクトよりも安価なものもありますので、スペース的に余裕があればそろえた方がよいとおもいます。

穴を開けるための補助器具

ドリルチャック

チャックの画像

インパクトドリルに、キリなどを装着するための器具です。
注意として、鉄板に10mmほどの穴を開けるなどの高負荷が継続するような作業には、インパクトドリルでは不向きな為、そのような場合は、ドリルドライバーを使いましょう。

ドリルスタンド

ドリルスタンドの画像

インパクトドリルやドリルドライバーを装着しボール盤の様に垂直な穴を開けるための補助器具です
※写真が見づらいため、入手次第、置き換えます

穴開けポンチフライヤー

穴開けポンチプライヤーの画像

穴開けポンチとフライヤーがセットになった便利器具。4から6種類程度のポンチが回転盤に装着されており、任意のポンチで穴を開ける工具。人の握る力で開けるので、小径の穴で、紙・皮・ビニールなどに限られる。

下地センサー

下地センサーの画像

石膏ボードなどの下地がどこの位置にあるかを探せる器具です。
プロ仕様の高価なものから、DIY向けのお手頃価格まで色々あります。
センサータイプマグネットタイプ針タイプの3つがありDIYでは、センサータイプがおすすめです。
下地センサーは、壁内部の密度の変化を検知し、下地の有無をセンサーで教えてくれます、下地センサーの中には金属探知機が備わっているものまでありますので、ご予算に合わせて購入するといいんじゃないでしょうか。

安全について

ここまで、道工具を紹介してきましたが、安全第一と言われるように、安全はすべてに優先されなくてはなりません。ちょっとした気のゆるみ、謝った道工具の使用方法などで、思わぬ事故を起こしかねませんからね。

ここで少し、考えられるケガや事故について想像していきたいと思います。
事前に、予測して、対策しケガを撲滅しましょう。

シーン1
木材を穴開け中、木材が回転して顔に当たりケガをした
  
対策
木材を確実に固定してから、穴を開ける。

シーン2
木材を穴開け中、火が出て、周りの木くずや建物に引火した
  
対策
作業場の整理整頓、消火器・消火バケツの準備

シーン3
鉄板を穴開け中、キリが噛んで、腕を持っていかれ、ケガをする(鉄板でよくある)
  
対策
体で腕を支えながら、少しづつ回転させる、できるなら、ボール盤を使用する

まとめ

ちょっと話が硬くなりましたが(笑)、ケガは他人ごとではないので適切な保護具を使用し、DIYライフをエンジョイしましょう。

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