みなさんこんにちは JJ です。
サンドペーパーの番号ってどれを買えばいいの?
紙・布・耐水どれを選べばいいのかな?
こんなお悩みありませんか?
ホームセンターなどに行くと、色々な種類が販売されており、どの番号を買えばよいのか?、紙・布・耐水どれを選べばよいか?悩んでしまう事ありますよね。
そこで今回は、ホームセンターなどで販売されている、サンドペーパーについて、分かりやすく徹底解説いたします。
またサンドペーパーのサイズについてや、ダイソーで販売されているサンドペーパーも紹介します。
サンドペーパーとは?
サンドペーパーは、研磨剤(サンド)を紙や布(ペーパー)などに接着した研磨材です。
木材や金属、プラスチックなどの表面を滑らかにするために使用されます。
用途や必要な仕上げに合わせて異なる番号や種類のサンドペーパーを使い分けることができます。
サンドペーパーは消耗品であり、使用することで目詰まりが起き、研磨剤が剥がれ落ちることがありますが、その代わりに、価格が比較的安価であり、広範囲の作業や細かい部分にも対応できるという利点があります。
また、素材表面の汚れや不要な塗料を取り除く作業にも適しています。
さらに、サンドペーパーは広範囲の研磨や滑らかな曲面を形成するためにも使用され、その用途においては金属製のヤスリよりも優れています。
サンドペーパーの種類
番号(番手)
サンドペーパーに印字されている番号は、番手(ばんて)と呼ばれ、研磨剤の粗さを表しています
一般的に、番号が小さいほど粒が荒く、表面を粗くすることができますが、番号が大きいほど粒が細かく、表面を滑らかにするのに適しています。
紙ヤスリ
紙ヤスリは、研磨剤が特殊な紙に接着された研磨材です。
価格は紙・布・耐水・空研ぎの中では、最も安価で手に入れやすく、ホームセンターのみならず、文房具店で取扱っている店舗もあります。
ただし、紙やすりは耐久性には限界があり、作業を進めていくと、破けやすいため、頻繁に交換する必要があります。
紙ヤスリの主な用途
- 粗目:木材のケバ取りなど
- 中目:木工工作や家具など、ニス前の表面磨きなど
- 細目:ニス塗り後の表面磨きや木工の仕上げなど
- 極細目:紙ヤスリは#400の細目までで、極細目はありません
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耐水ペーパー
耐水ペーパーは、水にぬれても破けない様に、研磨剤が耐水紙に接着された研磨材です。
水をつけながら研磨をするので、研磨時に摩擦熱が起きづらく、研磨粉の飛散や目詰まりを防げるのが特徴です。
ただし、一度水に濡らした耐水ペーパーは、乾燥後クルリ
と丸まりやすく、そのままでは使いづらくなります。そのため、使用量を考慮して切り分けることをお勧めします。耐水ペーパーの主な用途
- 粗目:凹凸のある石材やレジンの粗削りなど
- 中目:再塗装時の下地調整など
- 細目:金属やプラスティックの塗装下地処理など
- 極細目:石材、金属、レジンなどの仕上げ、水垢落とし(傷注意)
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Q:耐水ペーパーを水に濡らさず、乾式で使ったらどうなるの??
A:研磨はできます。が、目詰まりが起こりやすくなります。その辺を考慮すれば、水なしの方が研磨の感覚が分かり易いそうです。職人技ですね!!
布ヤスリ
布ヤスリは、研磨剤が綿布に接着された研磨材です。
布といっても、研磨剤が接着されているため、しなやかさはなく、紙ヤスリに比べると、少しゴワゴワ感があり、研磨機での使用や金属のバリ取りに向いています。
ただし、耐久性があるため、大量の木材の研磨などはコスパが良いです。
布ヤスリの主な用途
- 粗目:激しい金属のサビ落としや塗装剥がしなど
- 中目:軽いサビ落としなど
- 細目:、鋼材の塗装前の下地づくり
- 極細目:布ヤスリは#400の細目までで、極細目はありません
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空研ぎペーパー
空研ぎペーパーは、紙やすり同様に、研磨剤が特殊な紙に接着された研磨材です。
耐水ペーパーの乾湿版とでもいいましょうか、紙やすりと比べて目詰まりが少なく、耐久性に優れています。
仕上がりもよく、扱いやすいことから、木工DIYでの使用に最適です。
空研ぎペーパーの主な用途
- 粗目:木材のケバ取りなど
- 中目:木工工作や家具など、ニス前の表面磨きなど
- 細目:ニス塗り後の表面磨きや木工の仕上げなど
- 極細目:空研ぎペーパーは#600の細目までで、極細目はありません
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その他の研磨材
上記、紙・布・耐水がサンドペーパー御三家ともいえる存在ですが、他にも色々な種類の研磨材がありますので、簡単にご紹介します。
スポンジやすり
適度な弾力性があるため、フィギアなどの局面に最適で使いやすさは抜群です。
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スコッチ研磨材
研磨繊維を不織布にした、研磨材で工業用に、鋼材のバリ取り、溶接焦げ取りなどに使用されます。
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ポリネットシート
網目合成繊維と呼ばれる繊維に研磨剤を接着した研磨材で、両面使用可能でとても長持ちです。
乾式、湿式ともに使用可能で、手作業でも、研磨機に取り付けても、使用が可能です。
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研磨機用ペーパー
サンドペーパーのサイズ
ホームセンター取扱サイズ
ホームセンターで販売されているサイズは、A4サイズがメインで研磨機専用サイズの他にロール状のものや取扱がしやすいサイズなどが販売されています。
- A4
- 100mm×3m(ロール)
- 75mm×3m(ロール)
- 75mm×110mm
- 各種研磨機専用ペーパー
※一部店舗にて調査を行った結果につき、各地域のホームセンターによって異なります。
ダイソー取扱サイズ
ダイソーで販売されているサンドペーパーは、主にセット売りが多く、紙ヤスリのみのセットや、紙、耐水、から研ぎのセットなども販売されています。
- 紙やすり7枚セット 140mm×230mm
紙#60#120#240 各1枚
空研ぎ#400 2枚
耐水#600#100各1枚 - 木工用紙やすり6枚セット 140mm×230mm
紙#60#120#240 各2枚 - 布ヤスリ4枚セット 140mm×230mm
布#40#80#120#240 各1枚 - ハンドサンダー用 木工用サンドペーパー 10枚セット
70mm×230mm
恐らく空研ぎ
#80 3枚、#120 2枚、#240 1枚、#400 2枚、#600 2枚 - 耐水サンドペーパー 8枚セット 70mm×230mm
#240 2枚、#400 1枚、#800 1枚、#1200 2枚、#2000 2枚 - 耐水金属用サンドペーパー3枚セット 230mm×280mm
#220#360#1000 各1枚
色々なサイズで販売されていますが、地域や時期によって、商品の入れ替え等により上記の商品がない場合がありますので注意してください。
近くのホームセンターには、もちろんありましたが、ダイソーにも不織布研磨剤や網目ヤスリも販売されていました。品揃えがすごいですね。
※一部店舗にて調査を行った結果につき、各地域のダイソーによって異なります。
ホルダー
サンドペーパーを使用する場合、手でペーパーを持ち作業してしまうと、誤って爪や指を削ったり、指のふくらみ等で、部材への圧力がバラバラになり、ムラができやすくなります。
そんな時便利なのが、ホルダーです。
安全で、楽で均一、使わない手はないですね。
ブロックホルダー
安価でお求めやすいホルダーで、切れ目にサンドペーパーを挟む機構が有るものと無いものがあります。
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買わなくとも、端材2枚で自作もできます、一度試してはどうでしょうか。
ハンドル付きホルダー
少し高価ですが、持ちやすく、ブロックに比べると作業性や安全性は向上します。
ホルダー部分はアルミのプレートで作られているものもあり、耐久性も良好です。
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マジックホルダー
空研ぎペーパーの裏側がマジックテープになっており、専用のホルダーに取り付けて使用します。
規格サイズが75mm×110mmと扱いやすいサイズになっていますが、広い範囲をヤスリがけする場合は、ややコスパ悪めです。
収納方法
私の収納方法
いたって普通で、参考にはなりませんが
以前は紙やすりを引き出しに収納していましたが、使用する際に丸まって使いづらかったので、種類や番手別にクリアファイルで分け、丸まるのを防止しています。
基本紙製品なので、梅雨時期などは特に湿気に注意が必要です。
まとめ
研磨粉・粉塵への対策
研磨作業には粉塵(ふんじん)は付き物です。
作業中は喚起や集塵機(掃除機)などで環境を整え、マスクや保護メガネを使用しましょう。
衣類や作業服の繊維に研磨粉が入り込む場合もありますので、エプロンや前掛けなどもおすすめです。
最後に
最後までお読みいただきありがとうございました。
今回はサンドペーパーについて詳しく紹介してきました。
サンドペーパーの種類、用途、サイズなど、ご理解いただきワンランク上の仕上げを目指しましょう。
最後になりますが、ご意見ご感想、またご指摘等ありましたら、コメントいただけると励みになりますのでよろしくお願いいたします。
それでは良いDIYライフをお送りください。
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